家庭菜園

連作障害

家庭菜園では、畑の広さなど制限もありますが、なるべく多くの種類の野菜をつくってみたいですよね。しかし同じ場所で同じ野菜を連続的に栽培すると、病害虫に侵されやすくなったり、野菜の生育が悪くなります。土中の一部の成分だけが吸収されたり、同じ肥料が施されたりして、土中のバランスが崩れることが原因でしょう。
これを「連作障害」といい、障害を防ぐために栽培を休む期間(輪作年限)が必要でしょう。

 

連作障害
●連作障害の出やすい野菜と輪作年限
エンドウマメ(4年)、スイカ(4年)、ナス(3年)、ピーマン(3年)、トマト(3年)、ソラマメ(3年)、里芋(3年)、メロン(3年)、白菜(2年)、キュウリ(2年)、レタス(2年)、パセリ(2年)、インゲンマメ(2年)、イチゴ(2年)、にら(1年)、高菜(1年)

 

たとえば、ナスの場合は青枯れ病、またスイカではつる割れ病が発生した場合、土のなかに病原菌が潜んでいることから、ナスの場合は3年、スイカの場合は4年の休栽期間が必要でしょう。

 

一方、以下の野菜は連作障害が比較的出にくい野菜でしょう。
サツマイモ、カボチャ、ニンジン、玉ねぎ、小松菜、などでしょう。

 

ニンジンは連作障害は出にくいのですが、たとえばニンジンの畑で除草剤としてトリフリラリン粒剤、リニュロン水和剤を用いた場合、後作にはイネ科やウリ科の作物の栽培を避ける必要があります。

 

家庭菜園の場合、ご自宅の庭先で野菜を栽培するのか、貸し農園を利用するのか、あるいはプランターを利用するのか、で作れる野菜にはおのずと限界があります。限られたスペースや日当たり条件、土の種類など、さまざまな条件を考慮して作づけ計画を立てる必要があります。

 

輪作と輪作年限

同じ場所で同じ野菜を連続して栽培すると、病害虫が発生しやすくなり、野菜の生育も悪くなります。
このような連作障害を防ぐために、それぞれの場所で栽培する野菜を1〜2年ごとに変えていく必要があり、これを「輪作」といいます。また、野菜には、1年休ませる必要がある、2年休ませる必要がある、など、それぞれに「輪作年限」があります。家庭菜園など限られたスペースで、より多くの野菜を栽培するためには、連作障害の出やすい野菜とそうでない野菜、および各野菜の輪作年限を考慮したうえで、「作づけ計画」を立てる必要があります。

 

野菜の輪作年限・・・休栽期間と主な野菜

 

●休栽期間1年・・・にら、高菜
●休栽期間2年・・・白菜、キュウリ、レタス、パセリ、インゲンマメ、イチゴ
●休栽期間3年・・・ピーマン、なす、トマト、ソラマメ、里芋、メロン
●休栽期間4年・・・エンドウマメ、スイカ

 

このようにナスの場合は3年、スイカの場合は4年の休栽期間が必要でしょう。これは土のなかに病原菌が潜んでいるような、ナスでは青枯れ病、スイカではつる割れ病といった病気があるからでしょう。

 

作づけ計画を立てるときには、特に連作障害が出やすい野菜の連作を避けるだけでなく、肥料や水やりの必要度や容易さ、および各野菜の栽培に必要な面積を考えるだけでなく、耕す深さの異なるものにするなどの工夫も有効でしょう。土の改良にもつながり、収穫物の量や品質を高めることができます。

 

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